【自然農】2024秋冬ダイコン成長記録

自然農

2024年秋冬、自然農のダイコン成長記録。不耕起、無農薬、無肥料の栽培です。

品種は宮重ダイコン。いわゆる青首大根のルーツといわれる品種です。

種は100均で購入したもの。

ヨウイチ
ヨウイチ

家庭菜園など小規模での栽培では100均の種がおススメ。

1年で使い切れる量なので毎回新鮮な種が使えます。

【9月2日】種まき

種まきの時期

野菜作り界隈では「秋の1日は夏の1週間」といわれ、

秋冬野菜は種まきが1日遅れると成長が大きく変わります。

早めの種まきに越したことはないのですが、今年は暑すぎましたので種まきの時期を悩みました。

ヨウイチ
ヨウイチ

結局、例年通り9月上旬としましたが、

毎回「ダメならまた撒き直す」前提での種まきです(笑)

種まき深さ

ダイコンの種は嫌光性のため種まきの深さは約1cmと深め(種の大きさの3倍ほど)。

蒔きかたは条まきで一条としました。

種まきのポイント

種まきの深さも浅かったり深かったりせず一定の深さに気を付けることです。

一定にすることで発芽のタイミングが揃い、後々の作業が楽になりますよ。

種まきしたら草マルチ

昼間の乾燥や直射日光を避けるため草マルチを厚くかぶせます。

徒長を防ぐため、発芽を確認したら草マルチはすぐに外しましょう。

種をまいた場所

場所は前作でニンジンを栽培していたところにしました。

ニンジンとの輪作がダイコンの肌をきれいにしてくれるとのことで行っています。

【9月7日(種まきから5日)】発芽確認、草マルチはがし

ダイコン 発芽

種まきの深さを一定に気を付けたことで発芽のタイミングが揃いました。

しかし草マルチをはがすタイミングが少し遅く徒長気味となりました。

【9月9日(種まきから7日)】最初の間引き

間引きのタイミング

双葉の間に本葉がのぞくタイミングで行います。

間引きのポイント

徒長が激しいもの双葉を虫に食われているものを間引きします。

間引きの間隔は葉っぱが触れない程度

ヨウイチ
ヨウイチ

間引きに迷ったら。。

横から見るより上から間隔を見る方が見当がつきやすいです。

葉っぱが重なってるのがよくわかりますよ。

間引きが遅れると成長が極端に悪くなるのでタイミングに注意です。

【9月16日(種まきから14日)】本葉の成長

ダイコン 本葉

雨のお陰で本葉が一気に2,5枚に増えました。

暑い日のお陰で成長が早いですが暑すぎると干からびたり虫の害が出てきます。

この時期の苗はよく見てやりますが水やりは極力せず、強い根を作らせます。

【9月16日(種まきから14日)】虫の被害が始まる

シンクイムシ

この頃から毎朝の虫パトロールが始まります。

虫パトロール心得~シンクイムシ編

  • ピンセットと老眼鏡が必需品。ピンセットは真っすぐで先が平たいタイプが掴みやすい。
  • シンクイムシは成長点に隠れている。
  • 葉っぱが少しでも縮れていたり巻いていたりすると必ずいるのでよく探す。
  • 一か所に1匹だけとは限らないから注意する。

新芽が大きくなるこの時期の虫退治がとても大切

成長点を食べられると復活は難しいからです。

ヨウイチ
ヨウイチ

でも今年は復活するダイコンがちらほらみられました。

私は初めて見ましたが気候が暖かかったからかもしれません

【9月19日(種まきから17日)】新たな虫の被害も増える

ヨトウムシ

シンクイムシに加えヨトウムシの被害も出てきます。この時期の2大虫害。

虫パトロール心得~ヨトウムシ編

  • ヨトウムシは根や茎をかじって大根を倒してしまう。全体的にしなびた苗を見つけたら、その苗の根元を掘り返してみるとヨトウムシが昼寝している。
  • 毎日移動しながら次々と苗を倒していくので、被害苗を見つけたら必ず見つけ出しておくこと。
ヨウイチ
ヨウイチ

ちなみに私は見つけ次第遠くへポーイ。移住してもらいます。

普段は雑草の根をかじっているので生きていけるはず。。

【9月24日(種まきから22日)】本葉の成長

ダイコン 本葉

雨が降るごとに一気に本葉が増える時期です。

毎朝の虫パトロールは欠かせません。

【9月26日(種まきから24日)】追加で種まき

ダイコン 発芽

毎朝の虫パトロールにもかかわらず食べられてしまう苗もありますので、

欠けたところには新しく種まきします。

ヨウイチ
ヨウイチ

しかし12月初旬時点でこれら2回目のダイコンは大きく成長できてませんでした。

播種のタイミングや1回目のダイコンの日陰になったなど要因があると思います。

【10月6日(種まきから34日)】本葉の成長、間引き

ダイコン 成長

この頃になると本葉の数も増えてきて、少しくらい虫に食べられても大丈夫になってきました。

相変わらずシンクイムシはいますが、成長点ではなく葉っぱの先のほうにいることが多くなりました。

本葉が大きくなるにつれて隣と葉っぱが触れあうようになり間引きが必要なのですが、

まだまだ虫もいますので、なかなか間引きに踏み切れない時期でした。

【10月11日(種まきから39日)】復活した成長点

ダイコン 成長

初めてのことですが、シンクイムシに成長点を食べられて穴が開いていた苗に新芽が出ていました。

暖かい気候が功を奏したのか、初めて見ました。

いつもなら成長点を食われたダイコンは間引きしてしまいますので、見たことが無かっただけなのかもしれません。

【10月17日(種まきから45日)】太りだしたダイコン

ダイコン 成長

根が地上部にせり出してきました。

虫の被害はほぼなくなり、あとは逐次間引きしながら成長を待つばかりです。

【10月18日】番外編 こぼれ種ダイコンの成長

ダイコン こぼれ種

ブロッコリー畝の畝間に前作のこぼれ種からのダイコンが成長中。

踏まないように支柱を立てておきました。

こぼれ種は強いのが残ったのか、虫にも負けず勝手に大きくなってくれています。

【10月18日(種まきから46日)】ニンジンと共に成長中

ダイコン ニンジン

同じ畝にはニンジンが成長中。

この畝ではニンジンの後作でダイコン、ダイコンの後作でニンジンと

交互に栽培して3作目です。

少しニンジンに連作障害が出始めたので、次からは変えてみるかも。

ダイコンには今のところ連作障害っぽいものは出ていません。

【10月28日(種まきから56日)】太さ確認中

ダイコン 自然農

やはり太いダイコンが嬉しいです。

この時点で直径は7,8cmといったところ。

健康に育っています。

【11月29日(種まきから88日)】収穫!!

ダイコン 自然農

宮重ダイコンらしく地上部が長くせり出してきました。

そろそろ沢庵をつける時期ですので、晴れの続く日に収穫をすることに。

oplus_34

沢庵用に12本収穫。

又根もありますがきれいな肌のダイコンがとれました。

サイズは色々です。

昨年の秋冬ダイコンよりは小さめのものが多い収穫となりました。

ダイコン 沢庵

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