2日ほど前にウリ科の定植を済ませ、今年の春夏育苗は無事終わりました。
遅い定植
慌てないHATAKE管理
通常に比べてずいぶん遅い定植ですが、これは遅霜を警戒して種まき時期を遅くしたためです。
気温が上がっていることで育苗も順調に進み、健康に育ってくれたと思います。
なにより私自身のストレスが少ないのが一番いいところです。
育苗中に急に気温が下がったりすると、不織布をかけたり剥いだりと忙しくなります。
忙しくなると疲れますし、私の場合は自分の疲れを畑のせいにしてしまう(笑)など負のループに入ってしまいがちです。
今のように気温が上がってからゆったりと野菜を育てるのが性に合っています。慌てたり心配することがありません。
夏野菜をいつ食べるか。
食べたいのは・・今
ナスやキュウリは体の余計な水分を取り熱を冷ましてくれるので、暑くなるこの時期から欲しい野菜ですね。
つい最近も家族から「そろそろ夏野菜でも食べたいな~」といわれましたが、うちの畑では苗を定植したばかり。
収穫は1カ月先となります(笑)
そんなときはスーパーで買ってもらっています。そこにこだわりはありません。
体にとっては?
しかし個人的には夏野菜を食べるのはあと1カ月先でもいいんじゃないかと思います。
明日夏至を迎えますが、実は朝晩はまだ18,19℃。涼しくて気持ちいいですね。
ということはまだまだ体は温まっていません。
冷たい物の飲みすぎ食べ過ぎはもちろん、体を冷やしてくれる作用のある野菜の摂り過ぎも人によっては不調の原因になります。
実は私自身風邪をひきやすい虚弱体質で、調子に乗って冷たい物を摂るとすぐにお腹に来ます。
その意味で、夏野菜を食べるのはもう少し後にしようと思っています。
かつてない冷蔵モテモテ時代
冷蔵庫が普及したことで、人類史上これほど冷たい物を摂っている時代はないといわれます。
昔は火を上手につかうことで食中毒を防いできましたが、現代では反対に冷蔵するようになりました。
新鮮な野菜をいつでも食べられるのは幸せですが、そのぶん体を冷やす機会が多くなってきています。
加えてクーラーも快適でいいのですが、夏に自然と汗をかけなくなってしまいこれが冬に不調が出る原因となるようです。
ましてや冷やしラーメン、冷やしおでん。。暑い時のしょっぱ辛いものは美味しいんですよね。
冷たい物を沢山食べられる胃腸が羨ましい。
お腹が弱い私も年に一度くらいは腹痛覚悟で食べたくなる味です。
というわけで、夏野菜を食べるのは1カ月先でいいというお話でした。