春らしく風の強い日が続いています。今週は気温も季節外れに高くなりましたね。まだ高温に慣れていない体には負担がかかりますので体調管理には気をつけなければいけません。
風邪に当たって体調が悪くなるのを漢方では風邪(ふうじゃ)が入ろうとしていると考えます。春先はこの風邪が原因で鼻水鼻づまりをはじめいわゆる風邪(かぜ)の症状が現れます。
一枚羽織るものを用意するなど、衣類で調節するのが簡単でいいですよ。少し漢方養生指導士のようなことを書きました(笑)
さて今週のはたけの様子をお知らせします。
畑の様子
菜の花満開の畑
まだまだ菜の花満開のはたけです。
日の出も早くなり、私が畑に行く朝7時ころは小鳥たちが朝の餌探しに畝間をうろついています。
定植したアブラナ科の若苗には早くも虫がついているため、小鳥たちはその虫を狙っているのかもしれません。
キク科の春菊にも花芽が付いてきました。ということはそろそろ同じキク科のレタスにも花芽ができますね。最近は追われるように毎日レタスを食べています。
今シーズンも現れたあいつ
先週から何回かに分けて定植していたレタスのうち1個がしおれていました。
根元から噛み切られており、原因はネキリムシだろうと株元を掘ってみると、、現れました。
ネキリムシはアブラナ科だけではなくキク科の野菜もかじってしまいます。少し離れたところに移動してもらいました。
作業の様子
4月後半に入り最低気温が10℃ほどになりましたので直播でダイコンを植えたり発芽の確認できたジャガイモの芽かきなどを行いました。
温床チェック
はたけには毎日、朝夕に通っています。なぜ2回もはたけに行くかというと、昼間に苗が暑くなり過ぎないよう温床に被せているビニールを開け閉めするためです。
自宅から車で5分のはたけですが出勤経路にあるので、出勤時に立ち寄ることができます。
ミニトマトたちは本葉が出始めたものもあります。ピーマン系はようやく発芽。昨年同様、種まきから2週間かかりました。
昨年種取りした固定種「真黒茄子」は順調に発芽していますが、F1種から種取りした「ステーキナス」と「白ナス」は種まきから3週間。まだ発芽していませんのでこのまま発芽しないのかもしれません。
やはりF1種では種に命が宿らない雄性不稔の性質があるようです。
4/15 春ダイコンの種まき
ニンジンの隣に春ダイコンの種をまきました。ダイコンとニンジンは相性が良いいわゆるコンパニオンプランツだそうです。
また、この畝ではダイコンとニンジンを交互に植え替える連作障害の実験中です。ダイコン跡地にニンジン、ニンジン跡地にダイコンという植え替えです。相互に良い影響があるとのことで、現在2作目となります。
※このあとダイコンは4月19日に発芽しましたので草マルチを避けておきました。
4/15 じゃがいもの芽かき
3月8日に定植していたじゃがいも「とうや」がやっと芽かきができるほど伸びてきました。定植はあらかじめ掘った20cmほどの穴に浅植えしてますので、芽かきをして穴に土を入れてやると同時に土寄せも完了です。
ネギの右側が芽かきし草マルチも完了したじゃがいもです。
ネギとの輪作は炭疽病の予防になるそうですが、昨年は少し炭疽病が出てしまいました。今作はどうなるでしょうか、結果が楽しみです。
セルトレイ間引き
セルトレイで発芽したナス科夏野菜の間引きもしました。苗を真上から見ると葉の重なり具合がよく見えるので、どれを間引いたら良いかわかりやすいと思います。
1セルに3つの発芽です。皆さんならどれを間引きますか?
私は真ん中を間引きしました。一番左が発育不足のように見えましたが、真ん中と右を残すのも株が近すぎますね。迷いましたが真ん中を間引きです。
次はどうでしょうか。
株間を考えれば真ん中を間引きしたいところ、左上の株が発育が悪そうだったので、真ん中と右を残してみました。
間引きは苦手だったのですが、間引きしないと全ての株が成長不足になることがわかりましたので最近は迷わず間引きできるようになりました。
本日の収穫ぶつ
リーフレタスやニラが収穫できています。結球しなさそうなキャベツの葉も。自然農のキャベツは外葉も甘いので、細かく刻んでお好み焼きに使えます。